リゾートバイトに興味はあるけど、いざ始めるとなると「若い人しかいないのかな」「年齢制限はあるのかな」と不安に思う人も多いのではないでしょうか。
本記事では、実際の応募者の年齢層と20代、30代、40代以上の年代別に、それぞれ向いているリゾートバイトの職種を紹介しています。
また、年齢層が合わないと生じる可能性のあるストレスや後悔のポイントも解説しているので、これからリゾートバイトを始めようと考えている年配者は必見です。
リゾートバイト応募者の年齢層ときっかけ
実際にリゾートバイトへ応募した人の年齢層について、以下の4つを解説していきます。
- 20代は55%と圧倒的だが30代以上も36%と想像以上に多い
- 20代｜大学生は長期休暇がきっかけにはじめる人もいる
- 30代｜社会人であれば転職をきっかけにはじめる人もいる
- 40代以上｜退職や離婚をきっかけにはじめる人もいる
20代は55%と圧倒的だが30代以上も36%と想像以上に多い
出典元：リゾバ.com
大手リゾバ派遣会社の1つであるヒューマニック（リゾバ.com）は、自社の応募者を年代別に分け、図のような結果となったことを発表しています。
図をみてみると、圧倒的に20代が多く、10代も合わせると63.7％と若い層が多い結果となりました。
ただ、残りの約4割が30代以上の応募者と考えると「リゾバ＝若い人がやる仕事」というイメージを持っていた人は少なくなったのではないでしょうか。
20代｜大学生は長期休暇がきっかけにはじめる人もいる
20代の応募者の中には、夏休みや冬休みなどの長期休暇を利用してリゾバに挑戦する大学生も多くいます。
大学生にとって、憧れのリゾート地で働きながら新たな経験を積めるのは魅力的なはずです。
また、新たな環境で楽しみながら働くことや思い出づくりに、友人や恋人と一緒に応募する人もいます。
30代｜社会人であれば転職をきっかけにはじめる人もいる
30代は、社会人としての経験を積んだ段階であり、新たなキャリアや働き方を模索する時期でもあります。
転職を機に、次の仕事までの繋ぎにリゾバをする人や、ストレスの多い現職からの離れ、自分自身の時間を大切にするためにリゾート地で働くという選択肢を選ぶ人も少なくありません。
また、新たな環境や出会いを求めてリゾートバイトに参加することで、人間関係の再構築や自己成長を追求する人もいます。
40代以上｜退職や離婚をきっかけにはじめる人もいる
僕が実際に働いていた職場でも、40代の人とは何人か一緒になったことがあります。
彼らの中には、退職や離婚などのライフイベントをきっかけにリゾバに挑戦する人もいました。
退職後や離婚後に新たな人生のスタートを切りたいという思いがあるようです。
長い間勤めた職場を離れ、自分自身の時間や興味を追求するために、リゾート地での仕事に挑戦することで新たな可能性を見出すこともできます。
また、個人的に40代以上の応募者には「自己成長や挑戦への欲求が高いな」という印象を受けました。
仕事や家庭の責任を果たし、リゾバを通じて新たな環境でチャレンジすることで、スキルや知識を身につけ、自信を深めているようでした。
なお、マネジメントのメディアプラットフォーム識学総研によれば、40代はマネジメントなどの管理スキルが求められるとのこと。マネジメントスキルはリゾバでももちろんいきますので、自信のある方は挑戦してみてもよろしいかもしれませんね。
リゾートバイトに対する年配者の不安の声と現実
よく聞くリゾバをはじめる年配者の不安と「実際はどうなのか？」を、以下の3つにまとめました。
- 何歳までできるのか・採用されるのか
- 大切なのは仕事ができるかどうか
- 実際に50代〜60代のシニア層もリゾートバイトをしている
何歳までできるのか・採用されるのか
リゾバを始めるにあたって「もういい歳だけど採用されるのかな」「そもそも年齢制限はないのかな」と、年齢を気にする人も多いですよね。
結論、リゾバは「◯歳までしか働けない」というような上限の年齢制限はありません。
ただ、求人によって制限のある場合がありますので、仕事を探す際には注意しましょう。
大切なのは仕事ができるかどうか
年齢を気にしている人も多いようですが、僕がリゾバをしたときにも30後半〜40代のスタッフはいましたし、20代のスタッフと変わらず働いていました。
以前、年末年始に旅館の仲居として働いたとき「朝は早く夜は遅い」「週6勤務」など、やりがいはありつつも少しハードな時期がありました。
その際、一緒に働いていた40半ばの女性は「帰ったらごはんも食べずすぐ寝なきゃ体力が持たない」とかなりキツそうだったのを覚えています。
採用はされるけれども、自身が辛くないような仕事選びが重要といえますね。
実際に50代〜60代のシニア層もリゾートバイトをしている
僕は40代くらいのスタッフとは、一緒に働いたことはありますが、50代以上でリゾバをしているスタッフをみたことがありません。
そのため「本当に50代〜60代もリゾバをしているのか」という疑問にお答えすべく調べてみると、以下のようなツイートを発見しました。
実際に、働いてる年配者もいて、問題なく働けているようです。
年代別の向いてるリゾートバイト職種
リゾバでは、お客様に直接関わる仕事から、それを裏でサポートする仕事までさまざまな職種があります。
本項では、年代別におすすめな職種をご紹介します。
- 20代｜夏のグランピングスタッフや冬のスキー場スタッフ
- 30代｜ホテルフロントや旅館の仲居
- 40代以上｜調理補助や裏方スタッフ
20代｜夏のグランピングスタッフや冬のスキー場スタッフ
夏のグランピングスタッフや冬のスキー場スタッフなど、季節に合わせたリゾバは長期休暇中に求人も増えます。アウトドアやスポーツに興味があり、活気ある環境で働きたいという人におすすめです。
夏のグランピングでは、お客様の対応や施設のBBQの準備など、一環したサポートをおこないます。
冬のスキー場スタッフは、リフト券の販売やレンタルの案内など、ウィンタースポーツを楽しむ人の快適な滑走を支えるやりがいのある仕事です。
夏のグランピングスタッフや冬のスキー場スタッフは、20代の若者にとって充実感ややりがいを感じられる職種であり、チームワークも必要なので新たな出会いにも繋がります。
30代｜ホテルフロントや旅館の仲居
30代でホテルや旅館の接客スタッフになると、いままでの社会人経験を活かしながら、ホスピタリティを身に付けられます。
たとえば、ホテルフロントの仕事は、チェックインやチェックアウト手続きの対応や予約管理など、お客様の快適な滞在をサポートすることです。また、旅館の仲居は、客室のご案内や食事の配膳など、日本のおもてなし文化を体現しながら働けます。
30代はまだ若々しさがありながらも、安定した人生経験を持っていることが多い年代です。
初めての職種だったとしても、いままでの経験から容量良く働き、リゾバを楽しむ余裕ができるでしょう。
40代以上｜調理補助や裏方スタッフ
調理補助では、シェフや料理人のサポート業務や食材の仕込み、盛り付けなどの簡単な作業がほとんどです。
また、裏方スタッフは、施設の清掃や備品の管理、お布団敷きなど、宿泊施設の運営を裏で支える仕事になります。
僕が経験した勤務先では、20代向けの仕事とは異なり、常に室内であまり重い物を扱うような機会もありませんでした。体力にあまり自信のない人におすすめです。
関連記事：リゾートバイトの選び方は4つのポイントを押さえるだけ！失敗しないための派遣先選びやおすすめ職種を紹介
リゾートバイト先の年齢層や雰囲気を把握しておく
リゾバをはじめる際には、職種の他にも、以下の2点を気をつけることが大切です。
- 年齢層が合わないとストレスや後悔することも…
- 年齢層を把握するには「◯歳以上歓迎」で絞り込む
年齢層が合わないとストレスや後悔することも…
10代〜20代がほとんどの職場に、年配者が1人となるとお互いに気を遣ってしまうこともありますよね。もちろん人柄にもよるので、一概には言えませんが、派遣先の雰囲気は把握しておいて損はありません。
年齢層を把握するには「◯歳以上歓迎」で絞り込む
出典元：アルファリゾート
リゾバで仕事を探す際に役立つ機能の1つとして、特定の条件を絞って探す方法があります。画像のように「40歳以上歓迎」と絞り込むことで、自分に合った求人が見つけることが可能です。
大手リゾバ派遣会社の中で、「◯歳以上歓迎」で絞りこめるのは、以下の4社になります。
- アルファリゾート
- ダイブ
- グッドマンサービス
- ヒューマニック
よくある質問
リゾバをはじめるにあたって、よくある2つの質問をご紹介します。
- リゾートバイトは年齢不問？高校生可？
- リゾートバイト派遣会社はどこがおすすめ？
- リゾートバイトは年齢不問？高校生可？
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残念ながら、高校生がリゾバをするのは難しいのが現状です。リゾバ派遣会社の多くは、ホームページに『18歳未満の方、高校生は不可』と記載しています。
- リゾートバイト派遣会社はどこがおすすめ？
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バ歴7年の僕が、さまざまな派遣会社を利用して登録して良かったと思うのは以下の3社です。
アルファリゾート
リゾートバイトダイブ
ワクトリ
まとめ
リゾバをはじめるのに、自身の年齢を気にしている人は多くいます。しかし、実際に年配者も働いているので、あまり気にする必要はないのではないでしょうか。
勤務先の年齢層や雰囲気を把握しておくことで、年齢層が合わないことのストレスや後悔を回避できます。事前の情報収集やリゾバ先の雰囲気を確認しておきましょう。
自身の経験やスキルを活かしつつ、適切な職種と環境を選ぶことで、充実したリゾバライフを楽しんでくださいね。
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