リゾートバイトについて「リゾートバイトってどんなお仕事?」「実際良いの?悪いの?」と気になっている人も多いのではないでしょうか?
結論、リゾバ歴6年の僕の答えは「リゾートバイトは最高!」です。
ただ、リゾートバイトで大変な思いをしたこともあり「最高」なリゾートバイト生活を送るためには事前準備が重要だと感じました。
本記事は、リゾバで良いも悪いも経験した僕が、「良い口コミ」と「悪い口コミ」に分けてリゾバについてご紹介します。
リゾートバイト初心者が失敗しないために事前にできることもお伝えしますので、ぜひご一読ください。
今回は、総勢30名の方にご協力いただき、口コミを集めてみたよ!
ぜひ参考にしていただけたら幸いだ!
関連記事:【神まとめ】リゾートバイトでやりもくはあるのか?現場からのリアルな声と秒速達成のコツも伝授
リゾートバイトをオススメした人は86.6%
まず、私のとったアンケートによればリゾートバイトに参加してよかったという人は86.6%でした。
<参加してよかったという口コミ>
- 純粋に稼げたのでよかった
- 出会いがあった
- 楽しい夜を過ごせた(意味深)
<参加して失敗したという口コミ>
- 残業が辛かった
- 部屋が汚かった
- リゾキャバより普通のキャバクラの方が稼げる
両者の意見を聞いてみると、上記のような結果となりました。
後述するが、筆者はリゾバイター歴7年。今でもオススメしている。
だが断言しよう。将来性や成長といったものは感じられないぞ!
より詳しい内容については、下記の記事で口コミを総まとめしているのでご覧になって欲しい。
関連記事:【リゾートバイト体験談】リゾバ歴6年の僕がリゾバする前に知っておきたかった情報をまとめてみた
そもそも:リゾートバイトとは?期間は短期〜長期OK・年代は20代〜50代とさまざま
リゾートバイトとは、北は北海道から南は沖縄まで、日本全国で働ける「住み込みのお仕事」のことです。
住み込みなので住むところの心配はいりませんし、観光地やリゾート地での求人が多いので、休日には観光も楽しめます。
リゾバのお仕事は、
- 宿泊施設の接客スタッフ
- 調理スタッフ
- キー場のリフト係
- チケット販売
など多岐に渡り、雇用期間も2週間の短期〜6カ月の長期までと幅広く、自分のライフスタイルに合った働き方ができるのが特徴です。
働いているスタッフは、20代の男女が多いですが、掲載求人には「50代大歓迎」と記載されているものもあります。
体感的に、30代くらいが限界だと思う。
40代以上の人は「結構使えないぞ」。
リゾートバイトの口コミ1|リゾバは「最高」「楽しすぎる」との声が多い3つの理由
リゾバは、毎年特定の時期になったら同じリゾバ先に行くリピーターや、僕のように数年全国を周り続けている人が多くいます。
その理由としてよく耳にするのが、「出会いがある」「貯金ができる」です。そこで、「どんな出会いがあるのか?」「なぜ貯金ができるのか?」など、以下の3つを深掘りしてお伝えします。
- 【出会い】リゾバにくる人はちょっと変わっていて面白い人に出会える
- 【貯金】リゾバは時給交渉ができるので稼ぎやすい
- 【旅】現地までは1人旅を満喫しリゾバ中は出会った友達との思い出旅行ができる
【出会い】リゾバにくる人はちょっと変わってて面白い人に出会える
僕が出会ったリゾバをしている人は、ちょっと変わっていて面白い人が多かった印象です。
たとえば、「家からリゾバ先までヒッチハイクで来た人」や、「リゾバが終わったら世界一周へ行った人」などがいました。
結構気が狂ったフレンズがたくさんできるぞ!
一般的には、高校や大学を卒業したら会社に就職し定年まで働き続けると思います。
異動や転勤などで働く場所が変わることもありますが、基本的にはずっと同じ場所で安定的な生活を送るでしょう。
リゾバは場所も職業も変えてお仕事をするので、多くの人が求める「安定」とは少し離れています。そのため、多くの人とは違う面白い価値観の人に出会え、一緒にいて「楽しい」と感じることばかりです。
ちなみに僕はリゾバで彼女ができて、すぐ別れた勢だ。悲しい。
関連記事:リゾートバイトに出会いはある?1週間で彼女ができた話をしよう!
【貯金】リゾバは時給交渉ができるので稼ぎやすい
リゾバは、寮費や光熱費が無料なことに加え、まかない付きの求人が多いため、「貯金ができる」と謳っている派遣会社も多くあります。
実際にリゾバの口コミで見かけたことがある人も多いのではないでしょうか?
通常の一人暮らしをしていれば毎月かかる、「家賃」や「食費」を抑えられるのがリゾバをする大きなメリットです。
また、稼ぎやすく貯金ができる理由としては、「時給交渉」が挙げられます。
求人を掲載している就業先は人手不足であり、何度も新人を受け入れるより継続して働いてくれる人を求めています。あまりにも仕事ができず問題点のある人でない限り、契約の延長を望まれるでしょう。
時給交渉は、契約延長の話がでたタイミングで「契約延長の場合、時給をあげてもらえますか?」と、ストレートに聞いてみるとよいでしょう。僕の経験上、少なくとも50〜100円は上げてもらえます。
ただ、リゾバ初心者が1回目のリゾバで時給交渉するのは派遣会社からの印象がよくありませんので、3〜5回ほどリゾバを経験してから行うといいでしょう。
【旅】現地までは1人旅を満喫しリゾバ中は出会った友達との思い出旅行ができる
リゾバを始めるには、派遣会社に登録して求人を紹介してもらうのが一般的であり、お仕事が決まれば1人で現地へ行かなければなりません。
最初は1人で遠くに行くことへの不安もあるかもしれませんが、新幹線で都心から田舎に変わりゆく景色を楽しんだり、駅弁を食べたりなど、現地へ行くまでの時間は有意義に過ごせるので、心配しなくて大丈夫です。
また、就業先で仲良くなったリゾバスタッフと観光したり、お休みを合わせてプチ旅行に行くことも少なくありません。
以前九州でリゾートバイトをした際、仲良くなったスタッフ3人で希望休をとり、韓国旅行に行ったことがあります。
パスポートがある場合は、念のため持参するといいでしょう。
※希望休が取得できるかどうかは、就業先によります。
冠婚葬祭であれば取得できると思いますが、旅行であれば忙しさや他のスタッフに迷惑をかけないスケジュールで希望を出しましょう。
リゾートバイトの口コミ2|リゾバは「危ない」「やめとけ」といわれる5つの理由
僕はリゾバが楽しくて6年続けていますが、仕事をしていれば大変に感じることもあります。リゾバ経験者が大変に感じる以下の5つについて解説します。
- はじめての職種は覚えることが多くて大変
- 繁忙期は忙しいので体力的にしんどい
- 住み込みの寮生活に対する気疲れ
- 正社員さんからのいじめ
- 大学生や女の子への当たりが強い
はじめての職種は覚えることが多くて大変
リゾバには、レストランホールや調理スタッフ、ハウスキーピング(客室の清掃や整備)などさまざまな職種があり、基本的に好きなものへ応募できます。
「新しいスキルを身に付けたい」と未経験の職種を選ぶ人もいますが、経験のない職種は覚えることが多くなります。
また、経験したことのある職種であっても、場所が変われば覚えなければならないこともたくさんあるでしょう。
リゾバは、職種・場所を選べる楽しさはありますが、それに伴い「1から仕事を覚える」という大変さもあります。
ただ、個人的に大変なのは初めの1週間だけだと感じています。「
とにかく仕事中はメモをとって、寮に帰ったら別のメモ帳にまとめ直す」ということを3日〜1週間すれば大抵の仕事は覚えられるのではないでしょうか。
仕事は覚えてしまえばかなり楽になることがほとんどです。自分なりの習得方法で1日も早くひとり立ちして楽しましょう。
繁忙期は忙しいので体力的にしんどい
GW(ゴールデンウィーク)や年末年始などはリゾバの繁忙期であり、短期求人が多くなります。
学生やフリーターの兼業など、長期で働くことが難しい人の中には、短期のみのリゾバしか経験していない人も少なくないです。
繁忙期は、週休1日だったり毎日2時間以上の残業があったりなど、体力的にしんどいのは事実です。
なので、短期でしかリゾバを経験していないと「リゾバはしんどいからやめとけ」と口コミや体験談を話す人がいるのだと思います。
ただ、年中繁忙期のような忙しさやしんどさはありません。
僕もそんなに大変なことだったら好き好んで6年も続けていないです。
僕がいうんだから間違いないぞ。
住み込みの寮生活に対する気疲れ
個室タイプの場合、アパート1棟を社員さんやリゾバスタッフの住み込み寮として用意してくれているところがほとんどです。
そのため、多少の物音(洗濯機や掃除機)は気にしなければいけませんが、ストレスは少ないと思います。
ただ、相部屋やシェアハウスの場合、共同生活に慣れていない人は他のスタッフへの気疲れで初めはストレスを感じるかもしれません。
たまに以下のようなクソ部屋があったりするから、注意しよう。
余談ですが、ワクトリは下記のように部屋の写真があるので失敗しません。
正社員さんからのいじめ
「いじめ」は言い過ぎかもしれませんが、就業先によっては「正社員」という立場から「派遣スタッフ」を見下すような人もいます。
リゾバスタッフがやった仕事に対していちゃもんをつけてきたり、キツい業務を毎回任せてきたりします。対策としては…気にしないのが一番ですね。
社会の人間関係と一緒なので仕方ない。
派遣だと割り切ってやるしかない気がするな。今のところ。
大学生や女の子への当たりが強い
大学生は社会経験が少ないのもあり、遊び気分でリゾバに来る人も多いように感じます。
遅刻したり仕事に対してあまり真面目ではなかったりする人がいるため、社員さんや先輩から怒られがちです。
リゾバで人気の職種として旅館の仲居があります。
仲居に多いのがお客様からの少し厳しい指導です。
特に女の子は、目をつけられがちなので気をつけたほうが良いでしょう。
「最高」なリゾバにするために事前にできる5つのこと
「最高」なリゾバ生活を送るために事前にできること5つをご紹介します。
- 大手派遣会社から求人を選ぶ
- 遊びたいのか貯金したいのか目的をはっきりさせておく
- 応募前に勤務先について確認しておく
- 寮は「相部屋」ではなく「個室」か「シェアタイプ」を選ぶ
- 初めてのリゾバなら経験のある職種を選ぶ
大手派遣会社から求人を選ぶ
リゾバの大変なことをお伝えしましたが、ひどい職場でもツラいお仕事でも、同じ境遇のリゾバスタッフがいれば、お互いに慰め合いながら切磋琢磨できるので乗り越えられると思います。
大手派遣会社を選ぶと、同じ会社のリゾバスタッフがいる求人を紹介してくれるのでおすすめです。
初心者なら高時給求人を多く取り扱っている「アルファリゾート」か、DMM英会話無料サービスがあり人気を集めている「ワクトリ」がいいと思います。
僕がとったアンケート結果は下記のような感じ。
アルファリゾート | リゾートバイトダイブ | ワクトリ | グッドマンサービス(リゾートバイト.com) | ヒューマニック(リゾバ.com) | |
---|---|---|---|---|---|
総合ランキング評価 | |||||
案件数 | 1,150件 | 1,342件 | 1,450件 | 914件 | 1,708件 |
短期求人数 | 15件 | ー | 38件 | 56件 | 83件 |
良い口コミ | 時給が高い | 求人数が多い | お祝い金が魅力 | 条件付きで確定申告をしてもらえる | レスポンスが早いので質問しやすい |
悪い口コミ | サポートはそこまでよくない | 担当者の当たり外れが大きい | 他のリゾバ会社より時給が低いことがある | 裏方の仕事が少ない | 15分休憩が時給から引かれる |
特徴 | プレミアム会員になると時給保証あり | 寮の写真が載っているから安心 | 寮付き、食事補助が多い | オンライン英会話無料 | 求人数が多い |
前給制度 | ・2週間以上の勤務で上限10万円まで(総支給額の60%) ・1つの就業先で1回まで(手数料440円〜880円) | ・最短2日目からで上限はなし(総支給額の50%) ・利用回数制限はなし(手数料880円) | ・最短2日目から上限はなし(総支給額の90%) ・利用回数の制限はなし(手数料440円かかる) | ・最短翌日から上限5万円まで(総支給額の50%) ・利用回数の制限はなし(手数料880円かかる) | ・最短2日目から上限はなし(総支給額の50%) ・利用制限は銀行手数料のみ(4日開ければ無料) |
公式HP | 見てみる | 見てみる | 見てみる | 見てみる | 見てみる |
ちなみに、海外の資金を貯めている方は下記の記事も参考になりますので、ご覧ください。
関連記事:リゾートバイトで英語を学ぶならリゾバ✖︎オンライン英会話が最強!注意点やおすすめな場所、リゾバ派遣会社を解説
遊びたいのか貯金したいのか目的をはっきりさせておく
リゾバの「仕事が忙しくてリゾートを満喫できなかった」または「あんまり稼げなかった」などの口コミを見たことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか?
リゾバは就業先によって月に15万円しか稼げない場所もありますし、25万円稼げる場所もあります。
15万円の職場であれば忙しくはないでしょうからリゾートを満喫できる可能性が高く、25万円の職場であれば忙しいですが貯金はできる可能性は高いです。
リゾバをする目的をはっきりさせずに求人を選ぶと、「思っていたのと違う」となるので、遊びたいのか貯金したいのか目的をはっきりさせておくといいでしょう。
10日間で上記の金額なので、まあまあ夢があるよね。
応募前に勤務先について確認しておく
人によって重視する点は違うと思いますが、僕がリゾバ先を決める前に確認するのは以下の5つです。ハズレ求人を引かないための対策になると思いますので、リゾバする際はチェックしてみるといいと思います。
- 寮の築年数
- 周辺環境
- 職場の人間関係(満期終了率など)
- 残業時間
- 出勤数(週休2?週休1?)
寮は「相部屋」ではなく「個室」か「シェアタイプ」を選ぶ
「住み込みの寮生活による気疲れ」対策として、個人的に「個室」か「シェアタイプ」の寮を選ぶことをおすすめします。
個室はプライベートが守られ自由でストレスフリーであり、シェアタイプであれば「一人でいたいときは自室で、ワイワイしたいときはリビングのような共有スペースに居る」といったように、自分でバランスがとれるのでおすすめです。
初めてのリゾバなら経験のある職種を選ぶ
初めて訪れた土地で新しい職場というのは、慣れるまでは負担に感じる人もいると思います。
リゾバが初めてなのであれば、接客や調理など今まで自分が経験したことのある職種を選ぶのも1つの手です。
リゾバに慣れたら未経験の職種に挑戦していくと、リゾバ生活がさらに楽しくなると思います。
リゾートバイトの口コミ3|リゾバの現実がわかる暴露体験談
僕の友人に聞いたリゾバの体験談を3つご紹介します。
- 体験談①仲居は大変だけどやりがいのあるお仕事
- 体験談②調理は職人気質だらけで少し厳しいところが多いかも
- 体験談③しんどかったからストレス発散でやりたい放題させてもらった
体験談①仲居は大変だけどやりがいのあるお仕事
25歳/女性 リゾバおすすめ度100%
仲居歴3年です!仲居は、まずお着物の着付けを覚えて慣れないお着物で半日近く過ごさなければいけないので、「キツい」「ツラい」という人も多くいます。履き慣れていない草履は、かたくて痛くて、馴染むまでは足が絆創膏だらけになることも。
食事の提供が主な仕事ですが、料理を1品ずつ提供したり説明したり、ドリンクも運んだり、調理場とお部屋(食事処)を何往復もしなければいけないので体力的にしんどいと感じることもあります。
個人であれば1日3〜4組のお客様対応であれば余裕がありますが、5〜6組を担当した日は目が回るほど忙しく大変です。
けど、どんだけキツくてもお客様からの「ありがとう」の一言で、また次の日も頑張れちゃうやりがいのあるお仕事だからやめられません!
体験談②調理は職人気質だらけで少し厳しいところが多いかも
26歳/男性 リゾバおすすめ度85%
スキー場で未経験の調理補助として働きました。たまたまだと思うけど、就業先で調理経験がないのは僕だけで(笑)最初から場違い感がありました。
調理に携わっている人って、職人気質な人が多くて。ミスしたとき怒鳴られるとか当たり前な職場でしたね。
仕事は嫌だったけど、スキー場に隣接してあるホテルで働いていたので、休憩時間(中抜けの3〜4時間)とか休みの日とか、ホテルから支給されてた無料のリフト券使って、一生分のスノボを満喫できたから最高だった。
体験談③しんどかったからストレス発散でやりたい放題させてもらった
20歳/男性 リゾバおすすめ度90%
レストランサービスとして働いてたけど、夏の特別プランとして館内のレストランではなく屋外のBBQ(バーベキュー)担当に。外は暑いし、BBQの準備は重いし、食材が置いてある場所は遠いし、キツくて最悪だった。
BBQ会場は、香りもつくので責任者はほとんど来ないし、キツい仕事なので、社員は担当せずリゾバスタッフ2人だけで回してた。
けど、そのおかげで管理がゆるゆるだったのでビールサーバーからビールを飲みながら仕事したり、調理側が数を間違えて余ったBBQのお肉を勝手に持ち帰って、寮のみんなで食べたりしていた。
キツい仕事で社員さんも嫌味な人がいたけど、一緒に好き勝手してくれる気の合うリゾバメンバーが最高すぎたし、楽しかったから総じてリゾバ最高かな。
まとめ
「最高」のリゾバ生活を送るためには、大手派遣会社を利用したり、勤務先についてよく確認したり「事前準備」が重要になります。
「事前準備」のポイントをしっかり抑えていれば「最高」なリゾバ生活を送れると言えるでしょう。
本記事を読んでリゾバへ登録してくれた人と、日本のどこかでお会いできることを楽しみにしています!
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