リゾートバイトを検討している方の中には、「黒髪じゃない私でもできるのかな?」「リゾバって髪型の指定があるのかな?」といったような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
本記事では、リゾートバイト歴6年の僕が実体験をもとに、リゾートバイトにおける髪色や髪型についてご紹介します。
髪色が明るい方や髪型にこだわりがある方で、リゾートバイトに興味がある方は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
結論:髪色は明るくてもリゾートバイトは可能
早速結論ですが、求人数は少なくなるものの、髪色が明るい場合でもリゾートバイトは可能です。
ホテルや旅館での勤務は頭髪に関して厳しいところが多いのが事実ですが、規定が緩めの勤務地もあり、髪色が明るいからといってリゾバが不可能ということはありません。
「髪色が明るいから」という理由でリゾバを諦めないでくださいね。
リゾートバイトにおける身だしなみの基本
リゾバは接客のお仕事が多いため、髪色や髪型、身なりに厳しい職場が多く、ホテル・旅館での接客のお仕事は、身だしなみに厳しい場合がほとんどです。
人は視覚情報からその人の第一印象を決めるとも言われており、接客のスタッフの身だしなみによって、会社やお店の印象は大きく変わります。
【参考:青山経営論集. 第40巻第4号. 2006年3月. 論文. 第一印象の形成. 林伸二】
国内外から多くのお客様をおもてなしするホテルや旅館では、言葉遣いやマナーだけでなく、身だしなみについても注意しなければなりません。
ここからは、身だしなみの基本について、以下の3つに分けて紹介します。
- 頭髪
- 顔まわり・服装・靴
- 手・爪・装飾品
頭髪
髪色や長さ以外にも、清潔さも大切な要素です。
頭髪は容姿の中でも目に入りやすい場所の1つであり、第一印象を決定する要素の一つであるため、できるだけ気を配るようにしましょう。
主なポイントは以下の3つです。
- 髪で耳が隠れないようにする
- 髪が長い方はお団子などにしてまとめる
- 髪で顔が隠れないようにする
ホテルマンは耳を出してスッキリとさせた髪型がおすすめです。
ショートヘアの方は長さによって耳に髪をかけづらい場合もあると思うので、ヘアピンで留めるなど、工夫しましょう。
肩より長い方はは後ろでまとめ、ネットなどを使い、お団子ヘアにするのがおすすめですね。
また、坊主はお客様にあまりよい印象を与えないため、ホテル業界では基本的にNGとされているようです。
髪色は黒髪がベストですが、職場によっては黒に近い茶髪もOKなことも。トーンは多くの場合、明るくても下記画像のような6〜7程度までとされています。
顔まわり・服装・靴
顔はその人の印象を最も左右する部分です。人に接する際、最初に顔や表情を確認するという方がほとんどであるため、顔周りや身だしなみには注意しましょう。男性であればヒゲのお手入れ、女性であればメイクをするのが基本的なマナーになります。
制服は汚れやシワがないかよく注意し、靴も汚れやすり減りがないか出勤前に確認しましょう。革靴である場合は磨いてあるとなお良いですね。
他にも、強い匂いがある整髪料や香水は避け、マスクも通常の白い不織布の物を使用するのが無難です。
手・爪・装飾品
手や指先の清潔感も印象を決定する大切な要素です。お会計時や、レストランであれば食事提供の際など、自然とお客様の視界に映り込みます。
爪は定期的に切り揃え、ネイルをしている方は剥がれがないか、派手すぎないかどうかにも気を配るようにしましょう。
時計やメガネなどの装飾品は汚れや傷がなく、華美すぎない物がおすすめです。仕事で使うことを考え、見た目ではなく機能性を重視して選ぶと良いですね。
上記画像のような清潔な爪が理想的でしょう。
髪色・髪型自由の案件が多めの職種を5つ紹介!
ここからは、髪色や髪型が自由な場合が多い職種として以下5つをご紹介します。
- 調理補助
- 裏方全般・清掃
- ナイトスタッフ
- 宿泊予約・事務
- アクティビティースタッフ・レジャースタッフ
それぞれの仕事内容や詳細を紹介するので、自分に合うお仕事を見つけてみてくださいね。
※利用する派遣会社や勤務する場所によって、時給や勤務時間に多少の差があるかもしれません。
調理補助
仕事内容 | ・食材のカット・調理人のサポート・簡単な盛り付け・使用する調理器具やお皿の準備・下ごしらえ・店舗清掃・片付け・洗い物・ふきあげ ・ごみ捨て等(状況によっては配膳下膳業務もあり) |
時給 | 1,100円〜1,400円(時間外割増、深夜割増25%) |
勤務形態・勤務時間 | 休日休暇:月4~8日中抜け勤務・通し勤務/シフト制(例)6:00~11:00 中抜け休憩 16:00~21:00 |
職場によっては通し勤務もありますが、基本的に中抜け勤務が多い職種ですね。身だしなみ自由かつ、見えなければタトゥーも可能です。
長期的にしっかり働きたい方におすすめの求人となります。
裏方全般・清掃
裏方全般 | 清掃 | |
仕事内容 | 全般業務・接客・館内清掃・調理補助・洗い場・配膳・布団引き・温泉の清掃 | 施設の館内清掃全般・客室清掃・レストランの洗い場・パブリックエリア(大浴場や従業員トイレなど)の清掃・寮清掃・大浴場の受付(タオルのお渡しなど)・レストランバックヤード・その他、清掃に関するお仕事 |
時給 | 1,000円〜1,450円(時間外割増、深夜割増25%) | 1,100円〜1,250円(時間外割増、深夜割増25%) |
勤務形態・勤務時間 | 休日休暇:月4~8日中抜け勤務/シフト制(例)10:00~14:00 中抜け休憩17:00~21:00 | 休日休暇:月4~8日中抜け勤務・通し勤務/シフト制(例)6:00~22:00の間で実働8時間程度 |
どちらも1年を通して稼働の浮き沈みが少なく、しっかりとシフトに入れるのが特徴です。
「とにかく貯金したい!」「稼ぎたい!」というニーズが強い方におすすめですね。
対人の仕事が少ないため、人間関係のストレスも少ないお仕事です。
ナイトスタッフ
仕事内容 | ・お酒を飲みながらお客様と会話をする・ドリンク作り・バッシング・会計業務・開店・閉店業務 |
時給 | 1,300円〜3,000円(時間外割増、深夜割増25%)日給の場合もある(例)日給:10,000円 |
勤務形態・勤務時間 | 休日休暇:月4~8日通し勤務/シフト制大体21時頃〜ラストまで |
髪型だけでなく、ピアス・ネイルもいつも通りでOKの求人となります。勤務中もおしゃれをしたい方にピッタリのお仕事ではないでしょうか。
お仕事とプライベートを充実させたい方、お話し好きな方にもおすすめのお仕事です。
宿泊予約・事務
仕事内容 | ・ホテルでの外線・内線対応 (部署取次ぎ・オペレーター業務)・人事・事務・総務の補助 |
時給 | 1,80円〜1,360円(時間外割増、深夜割増25%) |
勤務形態・勤務時間 | 休日休暇:月4~8日以上通し勤務/シフト制(例)7:00~16:0014:00~23:007時から23時までの間で実働8時間(1時間休憩あり) |
簡単なPCスキルが必要なお仕事になります。事務作業などのパソコン作業が得意な方におすすめの求人です。
力作業や体力仕事が苦手な方にも向いているお仕事かもしれませんね。
アクティビティースタッフ・レジャースタッフ
レジャースタッフ・ツアーガイドのケース
仕事内容 | ・お客様の案内・現地の観光案内・雑務 |
時給 | 1,000円〜1,250円(時間外割増、深夜割増25%)※応募資格が必要な案件の場合は時給も比較的高め |
勤務形態・勤務時間 | 休日休暇:月4日~8日以上通し勤務/シフト制9:00~17:00※上記時間内8時間程度 |
アクティビティースタッフやレジャースタッフは、応募資格が必要なケースが多くみられます。「運転免許必須」の募集は多いかもしれません。
また、シュノーケリングのスタッフの場合は、「スノーケリングインストラクター」、「ダイブマスター」もしくは、上記と同等の資格または、「同様の職種での経験」が必要となるため、応募の際は要項をよく確認しましょう。
とにかく自然が好きな人、運動が好きな人におすすめのお仕事です。
リゾートバイトダイブならサポートが手厚くて安心
リゾバ中に万が一のことがあった場合は、勤務先の他に派遣会社にも頼ることになるため、派遣会社を選択する際は「サポートの充実さ」を重視することが大切です。
僕がおすすめするのはサポートに定評のある「リゾートバイトダイブ」です。
リゾートバイトダイブは、全国に7つの拠点を構えており、現地のスタッフが全ての就業先に足を運んでいるため、勤務中もしっかりサポートしてくれるので、就業期間中もかなり心強かったですね。
リゾバは自分が普段生活していない土地へ行くため、不安なことやわからないことが多いかと思います。そういった際に担当スタッフさんの対応が手厚いと心強いですよね。
リゾートバイトダイブでは一人一人に担当者がつくので、勤務先はもちろん、寮や周辺環境も把握しています。
まだ派遣会社に登録していない方は、ぜひリゾートバイトダイブに登録してみてくださいね。
リゾートバイト中におすすめの髪色・髪型を紹介!
リゾートバイトの勤務中は、慣れていない土地で過ごすということもあり、美容院に行く機会が少ない傾向にあります。
そのため、勤務地に行く前に髪型を整えておくのがおすすめです。
ここからは、リゾバ中に出会った方から教えてもらったおすすめの髪型や、リゾバ中のおすすめの髪色を紹介します。
リゾートバイト前に美容院で髪型を整えておこう!
リゾバをする女性におすすめの髪型は「ミディアムヘア」です。これは実際にリゾバ中に出会った女性に教えてもらいました。
「短い方が楽だから」という理由で、ショートヘアやボブが良いと思われがちですが、実はそうでもないみたいです。
ショートヘアの場合は整髪料をつけてセットが必要、ボブの場合はヘアアイロンで内巻きにセットが必要だったりと、意外に手間がかかるヘアスタイルだったりするのです。
一方、ミディアムヘアは手間がかからない上に、以下のようなメリットがあります。
- 髪が伸びてもあまり気にならない
- まとめるのが簡単(寝坊してもなんとかなる!)
- 和装に似合う(仲居のお仕事や和風な旅館勤務の際に良い!)
朝早くから働く勤務形態が多いリゾバでは、手間がかからないというのは重要なポイントですね。
求人を確認して適切な髪色にしてから現地に行こう!
「黒以外の髪色はNG」という場所もありますが、髪色については働く場所によって決まりがあったりなかったり様々です。
「髪の毛は絶対に黒!」など何か決まりがあれば、基本求人に記載してありますし、派遣会社の担当者も言ってくれるはずですが、記載や連絡がない場合は必ず確認しましょう。
リゾバ中は、美容院に行くことが難しい場合が多いので、黒染めして行った方が後々自分が楽かもしれませんね。
余談ですが、「普段は派手な髪色を楽しみたいから」と、勤務中のみウィッグをつけている方がいました。斬新な発想ですよね。ぜひ、選択肢の一つに入れてみてください。
まとめ
ホテルや旅館での勤務が多いリゾバは、髪色や髪型に厳しいお仕事が多いですが、規定が緩めの案件や髪型自由の案件も存在します。
何を第一に優先するのか自分の中で優先順位を決めた上で、楽しくリゾートバイトをして、素敵なリゾバ生活を送りましょう。
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