リゾートバイトを楽しく過ごせるかは、現地に行ってからではなく行く前の派遣先選びや事前の情報収集にかかっています。
派遣先を選ぶときのポイントとして重要なのは「期間・場所・職種・契約」の4つです。
本記事では、4つのポイントについてさらに詳しく解説し、失敗しないリゾバ生活が送れる内容になっております。
これからリゾバに行こうと考えている人は、ぜひ一読ください。
こんなリゾバは選ばないで!僕の失敗談
はじめてリゾバをする大半の人が、右も左もわからないため派遣会社のスタッフに勧められるがままに勤務先が決まります。僕もそうでした。
本項では、僕の失敗談も含め「こんなリゾバは選ばないで」と思う、4つのことを紹介します。
- はじめから6ヶ月契約のリゾバ
- 派遣先が田舎すぎるリゾバ
- 残業・連勤が当たり前なリゾバ
- 好条件で働けないリゾバ
はじめから6カ月契約のリゾバ
僕がはじめてリゾバでお仕事を探した際に、派遣会社のスタッフに伝えた希望条件は「東京の近く」「時給1,200円以上」の2つだけでした。
こだわりがなかったのではなく、当時は何を伝えてたらよいのかわからなかったのです。
結果、山梨の1泊5〜8万円くらいする“ちょっとお高い旅館”で接客係のお仕事が決定。
当時は言われるがまま「マナーの習得に時間がかかる」「初心者だと長期でないと受け入れてもらえない」という理由で6カ月の契約をしました。
しかし、同じ旅館でリゾバ初心者のスタッフが3カ月契約でいましたし、リゾバ生活をしていく中で長期でなくても初心者が働ける求人はたくさんあると知りました。
正直、3〜4カ月を過ぎると観光スポットもある程度まわり尽くし、新しい場所に移動したくなる人は多くいます。
派遣会社のスタッフに、うまく誘導されないよう「初心者だから」というワードが出てきた際はお気をつけくださいね。
派遣先が田舎すぎるリゾバ
都会を離れて田舎で落ち着いた暮らしができるのは、リゾバのメリットでもあります。
ただ、現地の情報をあまり確認せずに行ってしまい、不便な生活を強いられる人は少なくありません。
僕は、リゾバ先で夜遅く(22時〜23時)まで働くこともあります。その場合、仕事終わりにお腹が空いていることがほとんどですが、田舎にコンビニは少なく、デリバリーサービスも普及していません。
なので、レンジで温めるだけの冷凍食品やレトルトカレーなどは、よくストックしていました。ただ、健康的ではないのであまりおすすめはしません。
残業・連勤が当たり前なリゾバ
社畜同然の人生が嫌で「会社員を辞めてリゾバにきた」という人もいますが、このような職場に当たってしまっては変わらないですよね。
社畜案件に当たらないためには、働いているリゾバスタッフのシフト状況や去年の同時期にどれくらいの出勤・残業があったかを派遣会社のスタッフに確認することがポイントになります。
また年末年始は、リゾバの繁忙期であるため間違いなくどこも忙しいので、もし検討中であれば覚悟していきましょう。
期間に余裕があるのであれば、いきなり年末年始にいくのではなく、2週間くらい前から働いて少しでも慣れておくことをおすすめします。
好条件で働けないリゾバ
僕は寮費・光熱費が無料だったのに対し、同じ時期に働きはじめたAくんは、毎月2万円お給料から引かれていました。
他にも旅館で一緒に働いたリゾバ仲間のA子さんは、初心者が着付けに使う小物を全て用意してもらえたのに対し、B子さんは必要最低限のもののみ。
結局、B子さんは自費で購入していました。
なぜ同じ職場なのに待遇が違うかというと、派遣会社によってサポートに差があったり、派遣会社を利用せず直契約だったりすると好条件で働けない場合があるからです。
リゾバをする際は、派遣会社を通して働くことをおすすめします。
リゾートバイトは4つのポイントから選ぶ
理想のリゾバ生活を送るには、事前の求人選びが重要です。以下4つのポイントに分けて解説します。
- 期間|初めてのリゾバは短期より2〜3カ月がベスト
- 場所|自分が困らないだけのライフラインは確保しよう
- 職種|稼ぎたいか遊びたいかで選ぶ
- 契約|直接雇用より派遣会社を経由したほうがよい
期間|初めてのリゾバは短期より2〜3カ月がベスト
▼リゾバの募集されている雇用期間
超短期 | 1週間(GW、年末年始など) |
短期 | 1カ月 |
中期 | 2〜3カ月 |
長期 | 6カ月以上 |
個人的にある程度、お仕事ができるようになり、ゆっくり観光スポット巡りもできる2〜3カ月の「中期」がリゾバ期間のベストだと感じています。
派遣先の環境が良ければ「延長」という選択肢もありますので、初めから合うかどうかわからない場所に6カ月のような長期契約するのは、おすすめしません。
場所|自分が困らないだけのライフラインは確保しよう
憧れのリゾート地である沖縄の離島や自然に囲まれた場所など「行ってみたい」という気持ちでリゾバ先を選ぶ人も多いのではないでしょうか?
もちろん行きたいところへいくのが良いですが「近くにコンビニはあるか?」「移動手段は確保できるか?」などは、確認しておきましょう。
特に車の持ち込みをしない場合、最低限生活に必要なものが揃うコンビニは必須です。事前にGoogleマップで周辺環境を把握しておくことをおすすめします。
職種|稼ぎたいか遊びたいかで選ぶ
リゾバは、職種や職場によって忙しさが異なります。リゾバの中でも稼げるといわれているのが、旅館の仲居です。
稼げる理由としては
- お心付け(チップ)がもらえる
- 高時給な求人が多い
- 残業になることが多い
などが挙げられます。
稼ぎより観光地やリゾートでの思い出を重視する場合には、売店スタッフがおすすめです。
遊びやすい理由としては
- 仕事の忙しさがお客様の入り数に左右されにくい
- 営業時間が決まっているため定時であがれる
- 覚えることが少なので仕事的にも簡単
などが挙げられます。
契約|直接雇用より派遣会社を経由したほうがよい
リゾバをするならリゾバに特化した派遣会社に登録するのが一般的でありベターです。派遣会社に登録しておくことのメリットとして、以下の5つが挙げられます。
- 自分の条件に合う求人が探しやすい
- 写真付きの詳細な求人情報が閲覧できる
- 登録してから契約までがスムーズ
- 特典やサービスを受けられる
- 困ったとき相談・対処してくれる
特典やサービスは、派遣会社によって異なりますが、オンライン無料英会話やカタログギフトのプレゼントなどがあります。
また、最後の「困ったときに相談・対処してくれる」というのは、リゾバ初心者にとって1番心強いメリットではないでしょうか。
リゾバをするのに派遣先はとても重要
リゾバをするにあたり、派遣先を選ぶときの3つのポイントを解説します。
- みんなでワイワイしたいなら大型施設
- すぐに働きたいなら都心よりも田舎
- 気候や環境も考慮しよう
みんなでワイワイしたいなら大型施設
大型施設であれば、同じリゾバスタッフがいる確率は高まります。地元を離れ知らない土地でリゾバスタッフとして同じ境遇で働く人が多いと、互いに親近感も沸きますし自然と仲良くなります。
またリゾバスタッフ同士は、寮の部屋が近いことも多いので、仕事場では話せない悩みが出てきたときも安心して相談できる環境です。
「リゾバ仲間を増やしたい」「みんなでワイワイ楽しく過ごしたい」という人は、大型施設も検討してみてください。
すぐに働きたいなら都心よりも田舎
都心部では、人手が足りているためリゾバ求人があまり掲載されません。便利なので働きたいと考える人も多く競争率も高い傾向にあります。
あまり条件を絞りすぎてしまったり、レアな求人を狙ったりするとお仕事が決まらない期間が長くなってしまいますので、早く働きたい人は田舎の求人を探してみるのもおすすめです。
気候や環境も考慮しよう
年間を通して雨の多い地域や、ツイートのように国内でも日照時間は各都道府県で少しずつ変わります。気候に左右されるような気質の人は、事前に調べておくと良いでしょう。
目的別にリゾバのおすすめ職種を紹介
リゾバに行く目的を定めておくと、より充実した時間が過ごせます。「楽しみたい」というシンプルな目的でも、職種や職場によっては難しいこともあるので注意が必要です。
以下3つの目的別におすすめな職種を紹介します。
- 稼ぎたいなら「仲居」「調理補助」
- 楽に過ごしたいならスキー場の「リフト係」
- フォローし合えるのは「レストランホール」「裏方スタッフ」
稼ぎたいなら「仲居」「調理補助」
仲居は稼ぎやすい職種としてお伝えしましたが、調理補助のお仕事も稼げる職種の1つです。調理補助のお仕事には、簡単なフルーツカットや盛り付けなどがあります。
調理補助が稼げる理由としては、同じ宿泊施設スタッフでもフロントやホールスタッフに比べ50〜150円くらい時給が高いことが多いからです。
楽な職種はスキー場の「リフト係」
スキー場のリフト係は、1人でできるようなお仕事を3人で回したり、こまめすぎる休憩があったりするためリゾバの中でも「楽」な仕事として有名です。
スキー場にあるリフトは「鉄道事業法」に基づいて管理しなければならないため、リフト乗り場のような狭いスペースでも複数人の配置が必須となります。
なので、スタッフ同士で話せる時間も多く楽(ラク)で楽しいと人気な職種です。
フォローし合えるのは「レストランホール」「裏方スタッフ」
初めてのリゾバで「1人で仕事するのは不安」という人におすすめなのが、レストランホールと裏方スタッフのお仕事です。
2職種とも他のスタッフと連携しながら進めていくお仕事なので、1人きりになることはあまりありません。
裏方スタッフの場合、1人◯部屋のように分かれて仕事をすることもありますが、作業が遅れていた場合、早くおわった人がヘルプにきてくれるので心配はいらないでしょう。
選びきれない人におすすめ「とりあえず間違いない派遣会社」
「どこのリゾバ派遣会社を利用しようか迷ってる」という人向けに、リゾバをはじめるならとりあえず登録しておいて間違いない派遣会社3社を紹介します。
- アルファリゾート:稼ぎたい人におすすめ人におすすめ
- リゾートバイトダイブ:サポートしてほしい人におすすめ
- ワクトリ:活環境を重視する人におすすめ
アルファリゾート:稼ぎたい人におすすめ人におすすめ
リゾバ派遣会社の中で、高時給求人が豊富ということで人気なのがアルファリゾートです。
出典:アルファリゾート
アルファリゾートは、高時給な仲居求人が豊富で僕の周りでも女性の利用者が多い印象ですが、最近はレストランホールの求人も増え男女関係なく幅広く利用できるようになっています。
関連記事:【2022年ぶっちゃけます!】アルファリゾートの口コミ・評判はどう?実際に試した僕が徹底解説!
公式サイト:https://www.a-resort.jp/
リゾートバイトダイブ:サポートしてほしい人におすすめ
リゾートバイトダイブは、初めてリゾバをする人におすすめなリゾバ派遣会社です。親身になってお仕事を探してくれ、仕事が決まった後のリゾバ中にも「仕事は大丈夫?」のようなLINEをくれ気にかけてくれます。
また、派遣会社のスタッフとの距離が近く、相談もしやすいので僕もよく利用する派遣会社の1つです。初めてのリゾバで不安が大きい人は、登録して相談してみてはいかがでしょうか。
関連記事:【リゾバ歴7年】リゾートバイトダイブの評判・口コミ | 魅力とデメリットを徹底解説します
公式サイト:https://resortbaito-dive.com/
ワクトリ:活環境を重視する人におすすめ
「寮はキレイなところがいい」「事前にどんな場所で生活するか知りたい」という方は、ワクトリがおすすめです。
派遣会社に登録すると、ネットに掲載されている求人よりさらに詳しい情報が記載された求人を閲覧できます。
どこの派遣会社も詳細求人には、寮の写真や周辺環境の写真など4〜5枚が添付されていますが、ワクトリは倍以上の写真枚数です。写真が多いと現地の様子をイメージしやすくなります。
関連記事:【リゾートバイト】ワクトリを完全解説|評判・口コミ・メリット・デメリット全てまとめてみた
公式サイト:https://work-trip.jp/
リゾバをはじめたい人によくある不安要素
はじめてリゾバをする人が思う、以下の3つの不安要素についてお答えします。
- リゾバって陽キャしかいない?
- シフトってどうなってるの?休みはとれる?
- 意地悪な人はいる?
リゾバって陽キャしかいない?
僕がリゾバで出会った人の中にも「すごくマイペースなおっとりさん」や「休みは寮でゆっくりして過ごすインドアさん」など、陽キャと呼ばれる人ばかりではないですよ。
シフトってどうなってるの?休みはとれる?
着任前であれば、事前に派遣会社のスタッフへ休みたい日を伝えておくと派遣先も考慮してシフトを組んでくれる場合がほとんどです。
しかし、着任後は自分で直接、派遣先に伝えなければなりません。希望休を申請できる雰囲気ではない派遣先もありますし、1週間前までに伝えてくれればOKのような場所もあります。
派遣先によってさまざまですので、気になる場合は派遣会社のスタッフに問い合わせてみましょう。
意地悪な人はいる?
意地悪するような人に出会ったことはありませんが、ツイートのように対応に差があったり、少し言い方がきつい人はいますね。
まとめ
理想のリゾバ生活を送るには、派遣先選びや事前の情報収集が重要です。派遣先を選ぶときのポイントとして重要なのは「期間・場所・職種・契約」の4つです。
自分がどのようなリゾバ生活を送りたいかで、場所や職種も変わってきます。もしリゾバについて不安な点がある場合には、派遣会社に相談し事前情報をたくさん仕入れましょう。
派遣会社選びに迷ったら、ご紹介した
- アルファリゾート
- リゾートバイトダイブ
- ワクトリ
は、初心者にも利用しやすく良質な求人が揃っているので、ぜひ利用してみてくださいね。
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